今年の○○ in 2014

Kです。びっくりするくらいあっという間の1年でもあり、何年にも感じた1年でもありました。大学のシクラメンは元気でしょうか。。

「speak alone in 2014」。
いきなり美術の話題ではないのですが、今年はソチオリンピックフィギュアスケート浅田真央選手!彼女の演技に泣かされました。あの心から心が動かされる表現力はどこからくるのでしょうか。彼女が演技を終え、そして泣いた瞬間、観ている私も心がわなわなと感無量の状態でした。それから半年が経ち、展覧会やイベントでいい作品に出会ってはいるのですが、心が揺さぶられるような感じはなかなか…。そんな中、出会えました。
mujikoboでの栄山剛士さん。一度足を踏み入れて「ああ…いいな」と感じ、後になってこの作家が友人の知り合いであると知り後日再訪してみることにしました。再訪して観てみると「やはりいいなあ…」と。これが魅せるってやつなんだと、これが美術なんだと。そんなあたりまえのことをただただ感じ、その頃「美術」や「展覧会」に対してなんとなく突っかっていた心がほぐれ、柔らかくなれました。3〜4畳ほどの小さなスペースはとても充実していて、その充実感が目から肌からしみ込んでいくようないい展示でした。
そういえば、ポレポレ座のミハイル・カリキスのイベントも良かったです。内容もそうなのですが、企画者の意識がとくに。

今年も残すところごく僅かとなりました。出会えた方も出会えなかった方も、今年もご迷惑をおかけしましたとありがとうございました。

除夜の鐘ももうすぐ…。
地元は静かに雪が降っています。(K)